足裏は親指の付け根、小指の付け根、踵、この3点が中心に支持し、相互にアーチを作っています。身体の土台である足裏は3本のアーチでバランスよく支えられ、立つ、歩く、走るを無理なくできるように作用しています。この3本のアーチのうち1本でも崩れてしまうと、足・脚に影響が及び、身体のトラブルが出てきてしまいます。一般的には、土踏まずと言われるところは、親指と踵をつなげている所で「内側縦アーチ」と呼ばれます。小指から踵をつないだ「外側縦アーチ」と呼ばれるところは外側に倒れ込まないようにアーチで支えています。
親指と小指をつないだ指の付け根の「横ア-チ」は、歩くたびに関節が当って痛くないようにアーチを作っています。この3本のアーチが程よい弓状をしていることが大切で、衝撃吸収、疲れの予防、血行促進、むくみ、冷えの予防になるので、足裏のアーチが崩れると、足・脚が疲れやすく、むくみやすくなります。アーチが崩れる原因のほとんどが、足に合っていない靴で長時間過ごしたり、悪い姿勢、歩き方が癖になっていることで起こります。
アーチを改善する運動
・足指じゃんけん
「グー」5本指を全て丸めます
「チョキ」。親指だけ立てて残り4本指は丸めます
「パー」。指を全て広げます
・いもむし運動
足を床や地面に着地させ、足の指は地面につけたまま、かかとだけをすべらせるようにして前へ押し出します。内側縦アーチを作るイメージです。
テレビを見ている時にCMの間だけ「グー・チョキ・パー」と繰り返して動かしたり、湯舟に浸かっている時に動かしたりなど、気づいた時に5分程度、日々コマメに動かすようにしていただくと良いと思います。しかし、足のアーチやトラブルは、足だけの問題でなく、身体全体の使い方が原因になっているので、歩き方や身体の動かし方も含めた対策は必要です。それができるとかなり早い段階で改善していきますよ。
by chirune
クリックお願いします。
コラム
COLUMN
人気の投稿
最近の投稿
JOINT BY JYOINT
2024.11.10
筋膜の特徴と役割
2024.11.08
柔軟性
2024.11.06
頭の良さは、脳の大きさ?
2024.11.04
筋肉の収縮
2024.11.02
アーカイブ
CONTACT
お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ
お問い合わせフォーム
06-6645-5885