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運動神経が良い?

 身体を動かすことが得意な人に対して『運動神経が良い』と表現されるのをよく耳にします。ここで使われている「運動神経」は、運動能力の良し悪しに対するものですが、実際の運動神経は、誰もが持ち合わせている身体の動きに関わる神経のことを言います。神経は、中枢神経と末梢神経に枝分かれていて、中枢神経には脳と脊髄、末梢神経はさらに細かく分類され、体性神経系と自律神経系に分かれます。「自律神経の乱れ」など聞いたことがある人も多いと思いますが、身体の調整を行っている自律神経も末梢神経の一つです。
 そして、体性神経系の一つが運動神経で、もう一つが感覚神経です。感覚神経は、嗅覚・味覚・触覚などの感覚受容器から得た情報を中枢神経へ伝える役割を持っていて、運動神経は、中枢神経である脳や、脊髄から運動器官(骨格筋)に情報を伝える役割を持ちます。このように通信の役割を担うのが末梢神経になります。一般的に運動機能が高い状態とは、感覚神経で得た情報などを、司令塔の役割を果たす中枢神経において分析、整理、判断し、適切な判断を下したのちに運動神経に伝達して、適切な動きができることを意味します。これら一連の作用がスムーズにできる人のことを運動神経が良いと言っています。また、運動神経と感覚神経はどちらか一方の働きが向上するわけではなく、互いのレベルに準じて向上していきます。だから、運動中に対象部位に対して収縮・弛緩といった感覚が出てきたら、自身の運動機能がレベルアップしいると考えていただいて良いと思います!
 動きは、脳でどのようなイメージを作るかで使う部分や動きが大きく変わってきます。また、身体の使い方は、練習すれば年齢に関係なく、向上させることが可能です。膝などの関節に痛みを抱えている方は身体の使い方が偏っていることが原因になっていると思われます。整形外科や接骨院に通っていても良くならない方は、当方に一度ご相談ください。
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