「たくさん食べているのに、お腹がすく理由」の1つとして挙げられるのは、体が必要としている栄養分が摂れていないことです。ファストフードやインスタント食品をたくさん食べても、「なぜか満たされない感じ」を経験した方は、多いと思います。その理由は、脂質や糖質ばかりがたくさん入ってきても、体に必要なビタミンやミネラル等の栄養素が足りていないので、身体は満たされていないからです。
食欲が止まらない人の中には「つい甘いモノを食べてしまい、やめられない」という人も多いようです。ある食品会社が行った調査では、「ダイエット中に食べたくなる食品」としてもっとも多くの人が「甘いお菓子」を挙げています。この理由の一つに、腸内に生息する悪玉菌が影響していると考えられています。研究によって、脳で感じる食欲にも消化管から放出されるホルモンが関与していることが判明しています。腸と脳が、互いに影響を与え合う『脳腸相関』という関係にあることを示しています。腸内環境が悪くなり悪玉菌の勢力が強くなると、そのエサとなる糖分を欲しがり、腸から脳へ指令として伝わって、スイーツを食べてしまいます。そして、さらに腸内環境が悪化し、さらに糖分が欲しくなるという、負のスパイラルに陥ってしまうようです。しかも、この衝動は体から突き上げるほど強く、意志の力で制御するのは困難なようです。この悪循環から抜け出すためには、腸内環境を改善し、善玉菌を優位にしなければなりません。それに大きく貢献するのが、運動です。運動することで、筋肉からマイオカインが分泌され、腸内の働きを健全にするように働きかけてくれます。
「甘いモノが止められない」という負のスパイラルに陥っている方は、是非筋トレに取り組んで、この負のスパイラルを絶ち切ってください。
by 頃僕来
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