人間の体には、約200個以上の骨があり、その骨が身体を支える”支持”という役割を担っています。また、他にも下記のような大切な役割をしています。
・関節が支点となり、筋肉との連携で起こる”運動”
・脳や内臓諸器官、身体全般を守る”保護”
・電解質(カルシウム、カリウムなど)の”貯蔵”
・赤血球等の血が、骨の骨髄で作られる”造血作用”
骨も他の細胞と同じように、新しい細胞と古い細胞の交換が絶えず行われています。骨は、安定した硬い見た目なので、一度つくられると変化しないと思われがちですが、実はそうではありません。外見上の変化がなくても、古い細胞が新しい細胞とを上手く入れ替わった結果です。骨も皮膚と同じように新陳代謝が起こり、古い骨から新しい骨に入れ替わります。その骨の強度を決めるのに重要なのが、骨自体に加わる力学的な刺激です。
ジャンプしたり、急にストップをかけたりなどの骨に刺激を与える動作をするバレーポールやハンドボール、バスケットボールの選手は骨密度が高いことが確認されています。筋肉を通じて骨に刺激する動作は、骨密度に対しての効果は大きいようです。だから、骨を強くするには、身体に適度に負荷のかかる運動が必要です。骨密度は、年齢や性別だけではなく、運動の頻度や強度と深く関係があることが確認されています。筋トレをすることで骨は強化されますので、ウォーキングだけに取り組んでおられる方は、骨の為にも筋トレを取りえれるようにしてみてください。また、Ca(カルシウム)の吸収を良くするためにビタミンDが、必要なことをご存知の方は多いと思います。外出して、適度に日の光を浴びることでビタミンDが産生されますので、適切な食事と合わせて取り組んでください。サプリメントや薬だけに頼らないようにしてくださいね。
by ボヤッキー
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