ダイエットに取り組んでいて、頑張って体重を落して気を許した途端に元に戻ってしまうだけでなく、体重が増えてしまった経験をした人は多いと思います。減量しても、すぐに元の体重以上に増やしてしまうリバウンドは、繰り返すことで体に悪影響を与えます。しかも、次第に体重が減り難い体質になってしまい、減量を試みない方がましだったという結果になりかねません。
　リバウンドを防ぐには、まず無理をせず、一ヶ月に今の体重の2％程度のペースで減量することです。例えば、体重60㎏の人なら、1.2㎏までの減量にすると身体は、飢餓状態にならずリバウンドし難いです。また、食事量を極端に減らさないで、朝食、昼食は、しっかり食べて、夕食を少なめに摂っていただくことも大事です。そして、栄養バランスを心がけ、夕食は午後7時までに済ませると尚良いです。体重の増加は、基本的に午後6時以降の食べる量、内容が大きく影響しますので、夕食が遅くなる時は極力食べるモノをカロリーの低いモノを選んで、少量にしていただくようにしてください。
　ダイエットを繰り返すことは、同じカロリーを摂っても代謝が落ちて、肥り易い体質になってしまいます。そして、痩せるという目標を達成できないだけでなく、肥った状態から回避できなくなって、色々な病気を招いたりします。また、極端な減量は、拒食症、過食症、自律神経失調症などの別の問題も起きるリスクが上がります。
　減量するときには、無理のない計画を立てて、減量できたら、少なくとも3ヵ月はその体重を維持して脳に自分の体重として認識させる必要があります。そして、適度に運動を行って代謝を落さないようにしていただきたいと思います。
　減量しているのに減らない場合は、
・一日の食事回数が少なく、夕食にまとめ食いをする。
・夕食が遅く、就寝前に飲食をする。
・良く噛まず早食いである。
・飲酒と同時に高カロリーのつまみを食べる。
・同じ種類の食品ばかり食べる。
　上記の食習慣は肥満を招きがちです。それほど大食漢でないのに肥るという人は、食事の内容や量だけでなく、食べ方や食べる時間帯も見直してくださいね。
by 珍香鈴

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