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塩分の摂り過ぎ?

 塩分というと夏場やスポーツの際に補給しないといけないけども、高血圧や生活習慣病につながってしまい取りすぎは良くないとの認識をされている方が多いのではないでしょうか?まず、塩分とは食品中に含まれている食塩相当量を示しており、「食塩」は塩化ナトリウム(NaCl)を主成分とする調味料のことを言います。
 ナトリウムの主な働きは、カリウムとともに体内の水分バランスや細胞外液の浸透圧を維持しているほか、酸・塩基平衡、筋肉の収縮、神経の情報伝達、栄養素の吸収・輸送などにも関与しています。また、水分を保持しながら細胞外液量や循環血液の量を維持し、血圧を調節しています。
 厚生労働省によると塩分の摂取基準量は18歳以上女性では1日6.5g未満、男性では7.5g未満とされています。現代人の摂取量はおおよそ10g前後になっている様です。これだけ見ると摂りすぎている気がしますが、必要な摂取量に関しては個人差が非常に大きく他の栄養素等も大きく関係し、食文化を考慮すると一概に基準量を超えたから摂りすぎとは言えないと思われます。例えば、味噌汁1杯あたりの塩分は1.5g前後となる事が多いので一日三食で味噌汁を毎回飲むだけで基準値の半分以上になってしまいます。なぜ、個人差が大きいかと言うと住んでいる場所の気温や運動習慣及び仕事でどれだけ身体を動かすか、そして、体格差や個々の筋肉の働きはあまり考慮されていないからです。もちろん無駄に摂りすぎたり腎臓に疾患のある方は注意が必要ですが、そこまで気にし過ぎなくても良いかと思われます。
それでも健康の為に何か対策したいという方は
・カリウムの摂取(野菜や海藻に多く含まれる)
・適度な水分補給
・適度な運動
このあたりを心がけていただくと高血圧や身体への悪影響は抑えられると考えられます。
要は塩分=悪ではなく何事もバランスよくが重要です。
by スクープ
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