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夏を乗り切るために

 季節に左右されず食欲が落ちない方もいると思いますが、基本的に外気温が上がると食欲は落ちていきます。しかし、私は、子供の頃や高校時代には、夏バテ対策として、出来るだけご飯を食べるように言われたのを覚えています。気温が高くなる夏の身体は、筋肉の働きを落とし熱生産を抑えようとするので、エネルギーの消費量も落ちる為「食欲が落ちる」のが正常な身体の反応なのです。だから、夏バテ対策として、ご飯を沢山食べるという行為は、身体に負担をかけてしまうことになります。
 この暑さを乗り切って、快適に過ごすためには、『旬の野菜』を盛り込んだ食事を心がけると良いと思います。この時期の旬の野菜は、トマト・きゅうり・ピーマン・なす・おくらなどがあります。それらの効能を確認していくと
・トマトは、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化作用を持つリコピンを豊富に含み、γ-アミノ酪酸(GABA)やビタミンC、カリウム等も多く含んでいるので、夏のカラダを活性化する作用があります。
・きゅうりは、栄養が低いというイメージありましたが、ビタミンK、マグネシウム、カリウム、β-カロテンも豊富で、血液循環を良くして、浮腫み予防や怠さを除去する作用もあります。
・ピーマンは、レモンの約2倍のビタミンCが含まれており、β-カロテン、ビタミンE、食物繊維等も豊富で、気温が高くなって弱った身体を元気にする作用があります。
・なすは、抗酸化作用のナスニン、カリウム、食物繊維などが豊富で、体の熱を放出して、ほてりを鎮める効果もあり、だるさや食欲不振などの夏バテ症状を予防・緩和する作用も期待できます。
・おくらは、腸内環境を整えてくれるペクチン・ムチンを有し、葉酸、マグネシウムなども豊富で、暑さで免疫力が下がるのを抑えてくれて、活性化してくれます。
 夏野菜には、身体の調整役となる栄養素が豊富に含まれています。できるだけ食べるように心掛けて、暑さで衰弱してしまう身体を活性化させてあげてください。合わせて、睡眠や運動にも目を向け暑い夏を乗り切っていただきたいです。
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