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スマフォ腱鞘炎?手関節(その3)

 手関節(その1)(その2)で、手の骨・動き、骨折、について手関節についてお伝えしてきましたが、今回はかなり身近になっているパソコン、タブレット、スマートフォンと手の傷病について取り上げます。これらは、仕事でも生活でもなくてはならない存在になっています。日常生活を思う浮かべると、計算はそろばんがスマフォと変化し、映画やTVは、動画配信、写真撮影はフィルムカメラからスマフォに変わり、音楽を聴くのも音楽配信へと変化して、私の生活に関わるだけでも多くのコトが、スマートフォンで可能になってます。
 この生活様式になってから、10年そこそこだと思いますが、おそらく高校生より若年の方は生まれたときからそうなっているのだと思います。生活様式の変化から身体活動は激減したものの、反対に、ある一部の部分だけ使う量が増えてはいませんか?そこで耳にすることが多くなったのが“スマフォ腱鞘炎”です。正式にはドケルバン病(De Quervain’s disease)と言って、スマフォ操作で大活躍の親指の使い過ぎなどで発症します。親指の使い過ぎることによって、腱鞘の表面が傷み、分厚くなってきて炎症が起こります。初めは手首に違和感がある程度ですが、親指を使うと痛みを感じるようになり、動かした時にひっかかる弾発現象が見られるようになり腫れも伴います。動かす時に激痛が走りますが、そのうち神経が麻痺して痛みは感じないものの、動かせなくなるひどい状態になります。
 気になる症状の方は右図の動きを試してください。
他、使い過ぎが主な原因のばね指があります。親指付け根などに違和感、指の跳ね返り症状が特徴的です。曲げた指は戻りづらくなり、強い痛みが出てきます。ひどくなると屈伸ができなくなり、無理に動かすと激痛が伴います。
 スマフォ腱鞘炎(ドケルバン病・ばね指)は、初期は日常生活に支障がでません。痛みや違和感を感じる頃には中期から末期症状に至ってます。もしかしてスマフォ腱鞘炎?って思われた方は、第一は休養です。そして、長時間続けないようにすることが大切です。
by 健幸運動志同士 みさぽん
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