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歯ぎしりで肩凝り?

 歯ぎしりがあると歯科医に言われたことはありませんか?そんな方は、肩こりや頭痛に悩まされる方も多いかと思います。私もその内の1人で、学生の頃の授業中や部活の運動中に無意識に上下の歯を接触させていたように思います。本来、上下の歯はリラックスしているときは接触しておらず、わずかに離れている状態が正常です。常に歯が接触していると、歯や顎に持続的な負担がかかり、さまざまな不調につながるので心当たりのある方は要注意です。
 そもそも歯ぎしりとは、就寝中に歯を擦り合わせたり、強く噛みしめる状態のことで、食いしばりは、歯ぎしりを含めた、無意識に歯を擦り合わせる・強く噛みしめる状態のことを言います。歯ぎしりで肩こりが起こる原因は、あごの筋肉と肩の筋肉に関わりが強いので、歯ぎしりや食いしばりによって、あごの筋肉の咬筋・側頭筋などが強く緊張してしまいます。これらの咀嚼筋は、歯と歯が接触するだけでも活動する筋肉です。一般的に、1日のうちで歯と歯が接する時間は食事などを行っている間だけになります。
 しかし、食いしばり(噛みしめ癖)がある人や、寝ている時に歯ぎしりをする人、パソコンで集中し続ける作業などが長時間に及んでいる人などは、無意識のうちに歯と歯が長時間にわたって接している可能性があり、慢性的に咬筋や側頭筋がコリやすくなっています。この緊張は、首から肩につながる筋肉である僧帽筋・胸鎖乳突筋などにも連動しており収縮し緊張状態になり、首がこる、肩がこる、頭痛が出るといった不調を引き起こてしまいます。
 対策として、ナイトガード(マウスピース)装着して歯そのものが削れないように守り、食いしばりの力を弱める方法があります。そして、デスクワークやスマートフォンの見過ぎで首や肩に負担がかかっていないか、歯ぎしりの原因になっていることを確認して取り組まないと根本的な解決にはなりません。肩凝りが原因になっていることが多いので確認してみてくださいね。
by ガッキー
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