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漸進性過負荷の原則

「漸進性過負荷の原則」は、あまり聞き馴染みのない言葉かと思いますが、当方で取り組んでいただいているBTP(一般的なトレーニングも含めて)において大切な事のひとつなのでご紹介いたします。まず、言葉の意味ですが「少しずつ適切な順番で負荷を上げていく事が大切」という意味だと思ってください。そもそもなぜ負荷を上げる必要があるかと言うと、身体(筋肉)は脳からの司令で働いています。筋肉には受けた負荷やダメージに対して適応しようとする作用があり、肥大や筋力向上をしようとします。
 しかし、脳はエネルギー消費を抑える為に必要以上の出力(筋力発揮)を出さない様にプログラムされています。また、筋肥大を防ぐミオスタチンというホルモンを出して身体の変化を最小限に留めようとする作用もあります。つまり同じ負荷や同じ条件でのトレーニングを繰り返すと脳に慣れが生じてそのトレーニングの中ですら出力をコントロールしようとします。これはある意味ではトレーニングが上手くなっている証拠なので、悪い訳ではないですが身体への作用としては刺激は低くなります。
 そのレベルまで達したら負荷を上げて身体と脳への刺激を増やしていく事がレベルアップの鍵になります。負荷=重量のイメージが強いかと思いますが、負荷というのは重量以外にも種目数、セット数や回数、レスト時間の短縮や「TUT」と呼ばれる筋肉へ負荷のかかっている時間の増大等、多岐に渡ります。
 逆に特に男性に多いのですが、積極的に重量を上げたがって身体への悪影響となる方も中にはいらっしゃるので、ひとりで行う場合はご自身の目的や能力も考慮する必要があります。BTPにおいては負荷が上がるとどうしてもマイナスなイメージを作りがちですが、レベルアップしていただく為に必要なプロセスと捉えていただければと思います。だから、出来なかった事がクリア出来た喜びを感じていただけると我々も嬉しいです。
by スクープ
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