筋肉というとボディビルダーやアスリートの筋骨隆々な人をイメージして
・大きい逞しい身体
・速く強く動ける
・強そうな見た目
というイメージが強いのではないのでしょうか?大きくなりたい訳でも、スポーツのレベルを上げたい訳でもないので、関係ないと思われる方も多いかもしれませんが、筋肉の身体への働きは他にもまだまだあるのでご紹介します。
①活動代謝の促進
筋肉をつけると代謝が良くなるなんて聞いた事がある方もいるかもしれません。実は筋肉をつけても、じっとしている時の「基礎代謝」には個人差や筋肉量の差が大きいですが、そこまで大差がないとされています。しかし、身体を動かした時の「活動代謝」にかなり大きな差が出るようです。なので通勤時に階段を使ったり普段の身体を動かした時の消費カロリーが大きくなるという事になります。
②疾病や死亡率の軽減
筋肉トレーニングを行うと死亡率やガン、心疾患等のリスクが低下する事が確認されています。また、QOL(生命、生活の質)が上がって、豊かに過ごせると言われています。生涯元気に老後も楽しく過ごしたい方には、トレーニングをして筋肉の働きを活性化することは不可欠です。
③身体のメンテナンス
筋肉トレーニングがなぜメンテナンス?と思うかもしれませんが、人は重力の影響を受けているので、血液が下半身の方に溜まり易くなります。そして、重力に抵抗して姿勢保持するために抗重力筋と呼ばれる筋肉が働きます。だから、筋肉の働きが悪くなると血液循環が悪くなる事で浮腫みや筋肉の緊張が続く事で身体の張り・コリに繋がりやすくなります。
また、長時間座っていたり、同じ姿勢が続く事の多い現代人は、筋肉の使う箇所のバランスが崩れ、膝や腰などの関節の傷害に繋がってしまいます。つまり、筋肉トレーニングで普段使わない部分に刺激を入れたり、バランスを整えてあげる事により血液循環だけでなく、身体全般の機能が整う事につながります。
「貯筋」なんて言葉もあるので、自分の身体に投資してみてもいいかもしれませんね。
by スクープ
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