英国で週に一度だけ行うエクササイズでも、毎日行うのと同じだけの健康促進効果があることが、9万人の調査で分かったと報告されています。最新の研究によると、週に一度のみ運動をする人は、毎日運動をしている人と同じレベルで心臓病や脳卒中のリスクが低いことが判明したようです。
UKバイオバンクは9万人の成人を対象に、運動を記録する装置を取り付けてデータを分析したところ、週に一日のみ運動する人と週三回以上運動する人に、同じだけの健康促進の効果が見られたと発表しています。米マサチューセッツ総合病院の心臓専門医は「今回の結果は、身体活動に関して、例え週に1日だけの運動であっても心血管疾患のリスクを下げる効果的があることを示唆しています。最も大事なのは運動のパターンではなく、その内容や取り組み方が大きいと考えられます。」と説明しています。
当方では、週に一度の取り組みを推奨しています。当初は、週に二回取り組んでいただくことを勧めていましたが、現在は週に一度の利用者が、当方で取り組まれている人の9割以上になっています。そして、効果は、しっかりと現れており、喜んでいただいています。膝の痛みや腰の痛みがあって取り組みだした方が、高血圧や血糖値、コレステロールなどの数値が大きく改善されて、服用していた薬の量が減ったり、無くなっている方も多く、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患も改善された方も多いです。また、取り組まれたほとんどの方が、骨密度の数値が上昇したことに驚いておられます。筋肉の働きが改善されることで、身体内部の働きにも影響が出ていることの証明になります。
運動というと外側の筋肉にのみ作用するというイメージが強いですが、身体の内部の働きと連携が取れていないと筋肉の働きは悪くなります。外側の筋肉の働きが、適切な状態になっているということは、身体内部の働きも適切であると考えても良いと思います。適切な運動で、健やかな日々を送っていただければと思っております。
by ベクトル
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