筋肉が1kg増えると、基礎代謝が1日当たり約５０Kcal増えると言われています。何もしないで50Kcal/日消費するということは、一ヶ月で1,500kcal消費することになるので、食事制限しなくても1年で2㎏以上減量できることになります。更に、少し動かしてあげると消費量は増えて、もっと減ることになります。たくさん食べているのに体重が増えない人は、筋肉の働きが良く、代謝が良いから太り難くなっているようです。
　また、加齢とともに内分泌系の働きが低下していくと言われていて、成長ホルモン、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどの分泌量が下がっていくと報告されています。実験では、体外から成長ホルモンを3ヵ月くらい投与すると、外見上10歳ほども若返ると確認されています。肌の張りが良くなり、髪の毛も増えて、白髪やシワがなくなってくるようですが、外部投与の場合は、大きな副作用があるので止めておく方が良いです。しかし、筋肉の働きを高めると内分泌系の働きは活性化されて、成長ホルモン、副腎皮質ホルモンなどの分泌量が増えることが確認されています。当然、身体の内側から起こっているので、副作用はありません。
　筋肉量を増やし、内分泌系を活性化するためには、筋トレが1番効果が高いと言われる理由は、筋トレで筋肉を刺激して、筋肉が増強されると成長ホルモン、副腎皮質ホルモンの分泌が盛んになるからです。実際に筋トレを続けている方には、肌のハリが出ていたり、シミが薄くなるという嬉しいプラスの効果も出ています。また、背筋が伸びて、姿勢も良くなるのでアンチエイジング効果もあって、若々しい肌を獲得できるので、すばらしいエステ効果があると言えます。だから、自分の身体から重要なホルモンを分泌させて、外見上10歳以上の若返り十分に可能なので、ぜひ、運動をしてうれしいプラスの効果を体験してみてください。
by 珍香鈴

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