コラム

COLUMN

骨折時の対処?

 「骨折」と聞くと、ポキッと折れるイメージがあるかもしれませんが、骨に何らかの亀裂や損傷が生じている状態を指します。完全に骨が折れている場合もあれば、小さなヒビ「不全骨折」だけの場合もあります。骨は、意外と柔軟性がある組織ですが、一定の強さ以上の衝撃が加わると損傷してしまうことがあります。転倒や交通事故、スポーツ中の衝突など、さまざまな場面で発生するのが特徴です。骨折の回復には段階があり、それぞれのステップを踏むことで改善へ向かっていきます。
 受傷直後の段階では、痛みや腫れを伴い、無理に動かすことで状態が悪化することもあるため、なるべく早く医療機関を受診して状態を確認し処置します。保存療法と観血療法(手術)がありますが、骨離断の状態によって選択されます。保存療法では、ギプスや添え木、観血療法では、手術によるプレート固定などで、骨のズレを防ぎながら安定化を図ります。しばらくすると、仮骨(かこつ)と呼ばれる仮の骨組織ができ始めます。これは骨が自然に回復する過程で一時的に形成される組織で、骨折部分をつなぎ止める役割を持っています。その後、骨癒合(こつゆごう)という、本格的に骨がくっつく段階に入ります。この時期はレントゲン上でも骨が再生している様子が見られるようになり、軽い日常動作も可能になります。この段階で、リハビリ(機能回復)を行っていきます。長く固定していた部分は、筋力や関節の柔軟性が落ちているため、無理のない範囲で動かしながら元の機能に近づけていくことが求められます。
 つまり、骨折の改善には「ケガ → 安定 → 修復 → 再生 → 回復」という段階的なプロセスがあり、焦らず着実に取り組むことが重要だとされています。そして、リハビリは、無理は禁物ですが、徐々に動かしていくことで筋力の低下を防ぐことと血液循環の促進により、早期の回復が期待できます。動かすことが、早期の回復に繋がりますが、身体の信号を無視した取り組みは、逆効果になるので、リハビリは自己流ではなく、専門家に因る指導を受けながら行うことが望ましいです。
by グランブラー

コラム一覧へ

人気の投稿

最近の投稿

アーカイブ

CONTACT

お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ

お問い合わせフォーム

06-6645-5885

上部へスクロール