なかなか痩せることができない人は、自分の現状を間違って捉える事や、否定的な言い訳、勝手な思い込みをしてしまうような認識になっていることが多いです。ダイエットで失敗を重ねると「水を飲んでも太る」「やせても必ずリバウンドする」「体質だから仕方がない」などの根拠のない思い込みや言い訳が増えてしまい、痩せる事を諦めてしまう事も多い様です。「そんなに食べてないのに太ってしまう」と感じている人は、食べた物を書き出すなどして、どんなものを食べているか自覚する事が大切です。
<太りやすい原因>
(1)塩分量の多い食事
塩分は食欲を増す効果があり、塩分摂取量が増えると肥満度が上昇し、肥満になりやすいという研究データもあります。
(2)運動不足
動かないことで消費エネルギー量が少なくなるだけでなく、筋肉の働きが落ちて代謝が下がり、臓器などの働きも悪くなります。
(3)食べてすぐ寝る
食べてすぐ寝てしまうと、BMAL1というたんぱく質が活性化し、脂肪を蓄えて新たな脂肪細胞を作り出す働きがあるため、太る原因につながります。
(4)早食い
噛む回数が少なくなって、栄養素の消化・吸収による代謝効率を下げ、満腹感が得られる前に多くの食事を摂ってしまいます。
また、ダイエットをする時には、目標体重を決めるものですが、目標を立ててしまうと、食事制限やきつい運動などを効果が大きい方法を選びがちになってしまい、それらのストレスで挫折する可能性が高くなり、リバウンドの原因につながってしまいます。対策として、自分ができそうな事を1日だけチャレンジして、できる事を毎日続けていくようにすると良いと思います。痩せ行動は一人ひとり違うので、やりたい事やできそうな事を選ぶのが大切です。
例えば、食事では、腹八分目でやめる、食事は20回以上噛む、食べ足りない時はとりあえず3分我慢してみる等、日常生活では、1階分階段を使う、駅やバスを目的地の1つ前で降りて歩く、その場足踏みを3分行う等を一日に1つだけ取り組んでみてください。一日1つの痩せ行動だけでも達成感が得られ、次へのモチベーションアップにつながります。
by 珍香鈴
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