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カロリー消費?

 カロリーとは、熱量(エネルギー)を表す単位の1つで、食品面ではキロカロリー(kcal)が主に使われています。1kcalは、水1Lを1気圧のもとで1℃上昇させるのに必要な熱量と定義されています。一般的に食べ物がどのくらいのエネルギーを持っているかをkcalで表示しています。摂ったカロリーを身体を動かしてそのカロリー使うようにすると身体には残らないことになります。しかし、現代生活では、カロリーはしっかり摂れるけれど、便利になったことで、身体を動かす機会が失われて消費量が減っていますので、カロリーバランスは崩れてしまっています。
 成人の1日の基礎代謝量(呼吸、体温維持や心臓を動かすなど、何もしなくても使うエネルギー量)の平均は約1400Kcalと言われています。そして、日常生活での通勤や仕事などで体を動かすことで消費されるカロリーは、1日平均約400~600Kcalです。摂取カロリーは、1日に約2100~2400Kcalで、約300Kcalの摂取オーバーになっているようです。この状態が続くとメタボリックシンドロームや生活習慣病などへ移行していってしまいます。
 オーバーしている摂取カロリー分の対策が、健康への第一歩になってきます。例えば、ウォーキングで300kcalを消費しようと思えば、約1時間半~2時間行わないといけないことになります。しかし、筋力トレなら約30分で、筋肉の働きを高めて基礎代謝量を引き上げることで同量の消費は可能になります。
つまり筋肉トレーニングを継続して行うと、
① 筋トレ時の消費カロリー(約80~100kcal)
② 筋力アップで、基礎代謝量が増える(約100~150kcal)
③ 筋活動レベルの向上で、日常での動きがスムーズになることで活動消費量が増える(約50~100kcak)
④ 筋肉働きが高まることで、呼吸機能や循環機能、消化機能などが上がって消費量が増える(約50~100kcak)
上記以外にも身体に良い作用があるので、“一石二鳥、三鳥”にもなる筋力トレに取り組んでいただくことをお薦めいたします。
by 珍香鈴
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