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1日の水分摂取量は?

 1日に水分をたくさん摂るように言われていますが、インターネットやYouTubeなどでは、適切な1日の水分摂取量は2ℓ以上と書き込みされているものが多いようです。「2ℓ」のお水と言われているのは、身体から水分が排出される仕組みを考えてのことだと思います。
 水分が身体から排出される仕組みとして、一般的に排尿、発汗、不感蒸泄(呼吸など)などがあります。尿の排出量は、1日約1,200ml〜1,500mlと言われています。排尿には身体の不必要な成分を排出する、身体の水分量の調整を行うなどの目的があります。発汗も水分を排出する一つで、夏は特に体温調節をするために発汗量が増えますが、冬は主に尿量を増やすことで体内の水分量を調整します。時期や個人の生活習慣によって差はありますが、約300~1,000mlと言われています。余談ですが、発汗による体温調節では、汗が皮膚表面で蒸発するときに熱を奪っていきますが、100mlの蒸発で体温を約1℃以上下げることができます。熱中症の原因は、汗の量や内容も大きいので、汗が上手く書けない人は注意する必要があります。呼吸では、呼気で水分が約400ml排出し、体温調整にも関与しています。つまり、1日に約2,000ml以上の水分が体内から出ていくことになるので、1日の水分量摂取量を約2ℓ摂るように言われているのだと思います。
 しかし、水を飲む意外に「食事」や「代謝」で、水分摂取できているので、発汗量が多い時期でない限り、飲み物からは約1,200mlほど摂るようにすると良いようです。そして、一度に飲まずに7~8回に分けて飲むことが好ましく、個人の生活習慣により必要とする水分量には大きく差が出てきますので、一般的に必要な水分量として参考にしていただければと思います。暑い夏を乗り切る為にも、水分摂取をしながら運動して汗で排出して、身体の水分を入れ替えて、スッキリと元気な身体にしてあげてくださいね。
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