コラム

COLUMN

CO2は、温室効果ガス?

 一般的に温室効果ガスは、太陽光の熱を蓄え、地表の温度を一定に保つ働きを持った気体のことを指します。英語では「Greenhouse Gas」といい、頭文字をとって「GHG」と呼ばれています。太陽光で温められた熱を持った空気は、赤外線として地表から宇宙に向かって放出されています。温室効果ガスは、この赤外線を蓄積・放出する性質を持っており、放出される熱を大気に留めて、温度を上昇させる働きがあります。もし、温室効果ガスがなければ、地球の平均温度はマイナス19℃になると言われており、現在の地球で生物が繁栄できる環境が保たれているのは、温室効果ガスの働きによるものです。しかし、温室効果ガスも増えすぎると地球温度を上昇させ過ぎてしまうことで問題にしています。
 そして、産業革命以降、人類が排出する温室効果ガスの量が急増し、これが地球温暖化の一因になっていると考えられているので、温室効果ガスの削減に向けて各国が取り組もうとしています。温室効果ガスに最も大量に含まれるのは二酸化炭素と言われていますが、メタン、一酸化二窒素、さらに、ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六フッ化硫黄、三フッ化窒素などの代替フロンの方が、温暖化係数はかなり高いです。
 二酸化炭素は、地球の環境中にごくありふれた物質で、その有毒性が問題となることはまずありません。しかし、空気中の二酸化炭素濃度が高くなると、人間は危険な状態に置かれます。濃度が 約3 % を超えると頭痛、めまい、嘔吐、吐き気などを催し、約7 % を超えると”炭酸ガスナルコーシス” のため数分で意識を失います。この状態が継続すると”麻酔” 作用による呼吸中枢の抑制のため呼吸が停止し、死に至ります。二酸化炭素が、増えて温度上昇に繋がっているなら、我々の身体にも影響があるので、二酸化炭素の排出の規制をしないといけないと思います。今の訴えで、温暖化の原因が、本当に二酸化炭素なのか、すごく疑問に思います。

by スカラー
にほんブログ村 健康ブログへ
クリックしていただくと順位が確認できます。

コラム一覧へ

人気の投稿

最近の投稿

アーカイブ

CONTACT

お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ

お問い合わせフォーム

06-6645-5885

上部へスクロール