毎日体重を測っていますか??体重の変化は、身体への異変や状態を確認する上でたいへん参考になります。そして、体重が増えると身体にどのような影響が出るのかを深く考えることがないと思いますので、確認していきたいと思います。現在と比較して、学生の頃から10㎏以上増えている方も多いと思います。当方では運動前に必ず体重を測定し、どのように変動しているか確認させていただいております。
体重が増えることで起こる身体への良くない影響は、血管がダメージを受けることです。
体重と血管の関係に疑問を持たれた方も多いと思いますが、血液は体重の約8%に相当するので、体重が60kgの人であれば、血液量は4,800㏄となります。体重が10㎏増えると800㏄増えることになって、血管への圧が高まってしまいます。また、血液の循環には、筋肉の働きが大きく関わっているので、筋肉の働きが変わらないまま体重だけが増加し、血液量が増えると、循環を血管だけに頼ることになるので、血管への負担だけが増えることになります。
更に、糖質過多・脂質の多い食事を続けて体重が増えている場合、インスリンに対しての筋肉や脂肪細胞などの反応が悪くなって、血液中の糖濃度が高くなるだけでなく、血中の脂質も高くなり血液はドロドロの状態になるので、血管への圧迫状態は強くなります。そして、血中の糖や脂質が高くなると血管壁に付着して、硬化させて血管の働きを悪くすることにもなり、血管にかかる負担は一層大きくなってしまいます。
体重が増えることは、見た目が悪くなるだけでなく、身体の中での働きにも負担をかけることになります。
しかし、体重のコントロールができれば、このようなリスクが格段に減ると言うことです!体重が増える原因は、食べるモノにもありますが、食べ方、食べる時間なども大きく作用するので、探ってみてください。合わせて適度に身体を動かして、筋肉の働きを高めて消化、吸収、分解をサポートできる身体作りも心掛けていただくと快適に毎日を過ごせますよ。「スポーツの秋」と呼ばれるこの季節に身体を動かすことも取り入れてみてくださいね。
by COMO
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