地球は大気(空気)に覆われており、地球上の大気の量は約5,000兆tと言われています。
その重さによる圧力が大気圧(気圧)で、その圧力の大きさの単位が気圧で、1気圧(1013hPa)は、1cm²に対して約1kgの重さがかかっていると言われています。地球の大気圧は、地表が最も大きく、上空になると、空気柱の重さが減少するので、大気圧は減少します。この空気の力が、地上の私たちの身体を押して圧力をかけています。天気予報で耳にする高気圧や低気圧と言われているのはこの圧力のかかり方の違いにより、天候の変化が起こります。
そして、気圧の変化は、天候だけでなく、我々の身体にも変化を及ぼします。
気圧は「体の外から押す力」なので、低気圧になると「外から押す力」が弱まって、基本的に「体が膨らむ」方向に力が働きます。外からの圧力が減少し、血管が膨張しますが、自律神経が正常に働いていれば、交感神経が活動し、血管を収縮させて自動的にうまく調節してくれます。また、気圧が上がると副交感神経が働き、血管を膨張させ、血圧や脳の血流を保ってくれます。しかし、
自律神経が様々な理由で乱れている場合、気圧の変化の調節がうまくいかずに様々な体調不良を引き起こしてしまいます。一般的に高気圧より低気圧での不調が多いのは、低気圧では通常時より血管が拡張して血流が悪くなることや気圧が変わることにより交感神経が優位になって無意識のうちにストレスを感じてしまったり、耳の奥にある気圧の変化を感知する機関が影響を受ける事で、頭痛や目眩、だるさなどを感じることが多くなるようです。
特に運動不足の方は、筋肉の働きが悪くなることで、血流の変化や自律神経の切り替えがスムーズにできなかったりする事で気圧の変化に対応しづらく、不調を感じ易くなると報告されています。日頃から適度な運動を取り入れて、慣らしておく事で気圧の変化に適応できる身体になります。梅雨の時期に入って、気圧の低くなることが多くなるので、しっかりと対応できる身体にしてくださいね。
by トッポギ
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