美しいとか綺麗といった感覚は、あくまで個人の感覚で、それぞれに感性は異なるはずですが、黄金比率という美しさの目安になるような基準があります。この黄金比は、視覚的にバランスが良く見えると考えられています。人間の目は、「極端に偏っていないけれど、完全な対称でもない」バランスを花や建物、絵画から人に至るまで、心地よく感じ易いだけでなく、一様に美しいと感じるようです。
自然界には、黄金比やそれに近い比率が見られるパターンが多く報告されています。
例えば、貝殻の渦巻きの形、葉や花びらが付きやすい角度や並び方、木の枝分かれの割合や渦の形状等、厳密にすべてが黄金比というわけではありませんが、「近い比率」が多く現れるため、人間が日常的に目にしている「自然な形」と結びつき易いようです。つまり、私たちの脳は、見慣れたパターンや自然の形を「心地よい」「美しい」と感じやすいので、黄金比もその一種として好まれやすいと考えられています。
黄金比で構成された図形は、見た目の規則性がそれなりにあり、同時に単純すぎて退屈でもないという中間的な性質を持ちます。
この「理解しやすさと複雑さのバランス」が、脳にとってちょうどよく、「美しい」「センスがいい」と感じやすいという考え方もあります。そして、この黄金比はいろいろなところで確認されています。その代表的な建物と言われているのが、ギリシャのパルテノン神殿とエジプトのピラミッドがはっきりと黄金比になっているようです。また、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたウィトルウィウス的人体図やミロのヴィーナスからも確認されています。
更に、人の身体にも存在し、指の関節が黄金比示しているようです。
また、美容外科医や歯科医らの調査の結果、美しいと言われる男女の顔は、黄金比により近いと言っています。顔の幅と両眼の中心、頭の天辺から眉と眉から顎の長さ、頭からおへそとおへそから足までの長さが黄金比の人は美しいと評価されるらしいです。しかし、現代では美しさも多種多様で、この比率に適合しなくても美しいと評価されているように思います。
by ベクトル
クリックしていただくと順位が確認できます。










