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ものもらい?

 眼の構造は、まつ毛の生え際より内側にマイボーム腺と呼ばれる皮脂腺があり、役割として涙の蒸発を防ぐ油分を分泌しています。上まぶたに約30~40個、下まぶたに約20~30個ほど存在しています。また、まつ毛の毛穴には皮脂腺や汗腺が付属しており、これらが細菌等に感染すると「ものもらい(麦粒腫)」ができてしまいます。
 ものもらいは、医学用語で「麦粒腫」と呼ばれ、関西では「めばちこ」と呼ばれています。似たような眼のトラブルに「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」があります。この2種類は原因が異なり、麦粒腫は、まぶたの縁や内側が細菌感染し化膿性の炎症を起こすことで発症します。霰粒腫はマイボーム腺の出口が詰まることで発症し、特徴としてしこりのようなものができます。
 「麦粒腫」の細菌感染の主な原因となる菌は、黄色ブドウ球菌や、表皮ブドウ球菌などで、これらの菌は私たちの皮膚に常に見られる常在菌の一種です。常在菌は健康な状態では自分の身体に対して悪い働きを起こすことはありませんが、免疫力が落ちていたり、細菌が増殖しやすい環境で生活するとバランスが崩れ感染を引き起こしてしまいます。日常生活の中では、汚れた手で目を触ったり、前髪が目にかかり刺激してしまう、コンタクトを使用される方は着け外しの際に下まぶたに手が触れることで感染のリスクが高まります。
 疲労や睡眠不足、ストレスなどの身体が疲れている状態では、免疫力も低下してしまいます。更に、季節の変わり目や夏の高温多湿な時期は細菌が繁殖しやすく、感染しやすいタイミングと言えます。運動は自律神経の働きを整え、疲労回復、睡眠の質をより良くし、ストレスの解消にも良い効果をもたらします。体温が1度下がると免疫力は約40%ほど低下すると言われいます。だから、日常的に身体を動かす事で体温を上げ病気に負けない習慣を身に付けるように心掛けてください!
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