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正しく座る?

 日本人の座位時間が長いことは、良く知られていることで、厚生労働省の調査データでも平均座位時間は7〜10時間と報告されており、世界20ヶ国の中でも世界最長という位置づけにあります。OECDの統計では以前より労働時間は短縮されているようですが、未だに座っている時間が長いという傾向は強いようです。仕事に限らず座る時間が長いと思っている方はかなり多いと思います。
 確かに椅子やソファーに座る文化が根付いていますが、畳や床の上に座るなど色々な場面があり正座、胡座、割座、長座、鳶足(横座り)などの座り姿勢が行われています。また、以前は、当たり前のようにしていた体育座りは背中が丸まり、姿勢や呼吸、骨や内蔵への影響などを考慮して学校でも見直しや廃止されています。股関節や膝関節を内転させたままの割座や股関節が片足づつ方向の違う鳶足も関節への負担がかかりますので、長時間そのままでいることは控えていただければと思います。
 座り方によっては、身体に負担が少ない姿勢があります。骨盤の一番下に座るための骨という意味合いの坐骨があります。そして、骨盤が後ろや前に傾いた状態になって坐骨の上に身体がのっていないと骨盤が真直ぐになっていないので、首肩腰にも負担のかかる姿勢になります。身体には生理的湾曲という脊椎が持っているカーブがありますが、立った姿勢だけでなく座る姿勢の時にも維持させている方が負担が少ないのです。骨盤を立てて深く腰掛け、背筋を真っ直ぐ座る姿勢は座る面積が増えるため体圧を分散し腰や肩首への負担が軽減されますが、長時間座ることで太腿の後ろ側の殿筋やハムストリングスが圧迫され循環が悪くなって、立ち上がりや歩行に悪影響になるので、座っている時間を減らしていただければと思います。だから、30分置きに立ち上がる事や肩甲骨を上げ下げする、肩を回す、背伸びをする、深呼吸しながら軽く身体を動かすことで身体の循環を良くし集中力の回復などにも役立ててくださいね。
by トッポギ
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