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どんな動きでも良い?

 「毎日60分、毎週60分 どんな動きでもいいので40分」皆さん、この数字をご存じですか。
これは2013(平成25)年に厚生労働省健康局が発表した健康づくりのための身体活動基準」と「健康づくりのための身体活動指針」 で大規模コホート研究のエビデンスに基づき策定された身体活動と運動の基準です。
18-64歳の身体活動(生活活動・運動)の基準
強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週行う。
具体的には歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分以上行う。
18-64歳の運動の基準
強度が3メッツ以上の運動を4メッツ・時/週行う。
具体的には息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行う。
65歳以上の身体活動(生活活動・運動)の基準
強度を問わず、身体活動を10メッツ・時/週行う。
具体的には横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う。
 メッツ(METs)聞き慣れないかもしれませんが、運動や身体活動の強度の単位です。安静時(静かに座っている状態)を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示します。生活活動3メッツは普通歩行、電動アシスト付自転車に乗る、片付け台所作業等、運動3メッツはウエイトトレーニングや体操を軽・中強度で行う、ゴルフ(カート使用)等です。ウォーキングはやや早めで行わないと達しません。また、ストレッチやヨガも3メッツ以下です。生活活動は、意識なくクリアできると思いますが、運動の基準は上記の運動ですと80分/週取組む必要があり、ランニング(10km/時)でも20分必要です。運動習慣ない方、また中・高強度運動をしない方にはかなり意識しないと難しいと思います。
 65歳以上の基準は個人的に「少なすぎ?」という印象ですが、感染症流行の中では、40分の身体活動ができてないのも仕方ないかもしれません。まずは座った椅子から立ってみることがスタートですね。
by 健幸運動志同士 みさぽん
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