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エコノミー症候群?

 エコノミー症候群は、医学的名称を静脈血栓塞栓症と呼んでいます。その名の通り、血液の循環が悪くなることで、静脈に血栓ができ、その血栓が別の臓器の血管に運ばれ詰まらせてしまう症状のことを言います。災害で被災した方が車中泊をした際に、エコノミー症候群になったとニュースに取り上げられているのをみたことがあります。食事や水分を十分に摂らない状態で車などの狭い身動きがとり難い状態で、長時間いたことが原因となっているようです。身体の働きは、血液の循環には欠かせないため、じっとしている事が多くなると血液循環の悪化を促してしまいます。
 オーストラリアのシドニー大学が中心となって行った調査によると、日本人の平均座位時間は約7時間以上とのことで、世界最長のようです。また、長時間座り続けることが、心筋梗塞や脳血管疾患や生活習慣病のリスクを増やすことも確認されています。更に、歩行時には太ももの裏側にあたるハムストリングスを使いたいですが、長時間座っているせいで筋肉が圧迫され、血液の循環や神経の伝達がうまく作用せず、使いづらい状態になります。その結果、太ももの前側にあたる大腿四頭筋が優先的に使われ、この部分が過度に働いてしまう事で膝や股関節周辺に異変が起こり、関節に痛みを訴える方も増加しています。だから、出来るだけ継続して座っている時間を減らして、30分もしくは1時間に1回、立ち上がるなど工夫をするようにしてみて下さい。
 こまめな水分補給や第二の心臓とも呼ばれる下腿三頭筋(ふくらはぎ)を動かしたり、足首や足指を動かすことも対策になると思います。血液の循環を促す下腿部の運動として、カーフレイズという種目があります。踵をうえに上げ背伸びの状態を作る簡単な運動です。浮腫が気になる方は予防や改善にもなります。座った状態でも出来ますので思い出した時に取り入れてみて下さい!
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