体脂肪は、余剰エネルギーが中性脂肪として脂肪細胞に蓄積されることで形成され、糖質・脂質・ホルモンの影響が密接に関与しています。
脂肪の生成プロセス
体脂肪の大部分は中性脂肪で構成され、これはグリセロール-3-リン酸(糖質由来)と脂肪酸(脂質由来)が結合して作られます
。
食事で摂取した糖質や脂質がエネルギーとして使われず余ると、肝臓や脂肪組織で中性脂肪に変換され、脂肪細胞に蓄積されます。
。特に炭水化物の過剰摂取は血糖値を上昇させ、インスリンの分泌を促進し、脂肪合成を活性化すると同時に脂肪分解を抑制することになるので、炭水化物を制限するように言われました。
脂肪細胞の性質
脂肪細胞の数は、胎児期、幼少期、思春期に決定し、成人ではほぼ固定されると考えられています。だから、太る=脂肪細胞のサイズが膨らむことが一般的ですが、細胞が増えるケースも報告されています。そして、一度増えた脂肪細胞は再び大きくなりやすく、減量しても細胞の数は減らないため、リバウンドしやすい特徴があります。
脂肪の蓄積順序と性差
脂肪は体内で蓄積されやすい部位と順序があります。一般的に代謝活性や血流、神経支配、ホルモン感受性、筋温によって左右されます。そして、後からついた脂肪ほど先に落ちる「Last In, First Out」の原則が観察され、性ホルモンの影響により、男性は腹部中心、女性は下半身中心に脂肪が付き易いと考えられています。
食事と代謝の影響
脂肪蓄積はカロリー収支に依存して、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余剰エネルギーが脂肪として蓄えられます。
特に、炭水化物40%以下・脂質30%以上の食事は、耐糖能低下や代謝低下を招き、脂肪がつきやすくなると報告されています。また、厚生労働省は、1日に必要なエネルギーの13~20%をタンパク質から、20~30%を脂質から、50~65%を炭水化物からとることを推奨していますが、理想的な栄養バランスは、個人差が大きいですが、炭水化物55〜65%、タンパク質13〜20%、脂質15〜20%を目安に摂っていただくと良いと思います。
by 破易怒
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