リブフレアとは、英語の「rib(肋骨)」と「flare(広がる)」を組み合わせた用語です(リブステーキ、フレアスカートなどでイメージしやすいですね。)
左右の肋骨下部が前方で交わる部分の角度(肋骨下角)は70〜90度が正常なのに対し、90度以上開いている状態がリブフレアに当てはまります。見た感じ、肋骨(主に下位第7〜10肋骨)が前側方に浮き出て見えるのが特徴で、寝転ぶと高さがでてくるのでわかりやすいです。リブフレア肋骨は、骨の異常や変形などの疾患ではなく、日常の姿勢や呼吸癖、生活習慣の積み重ねで起こります。
原因としては、
・体幹後面の筋の過緊張(広背筋や僧帽筋など)
・体幹前面の筋の筋力低下腹筋(腹横筋や外腹斜筋など)
・胸椎伸展の可動域低下による代償動作(背骨の柔軟性低下)
・日常生活で身体の前面を崩してしまううような癖がある(長時間の座り姿勢)
上記の原因で肋骨が後方に引っ張られ、開いた状態が続くことになります。リブフレアの状態になると日常では、気になるおなかは前に突出しやすく、反り腰の姿勢になります。見た目には、決してかっこいいと言えないだけでなく、腹圧がかかり難くなり、体が不安定になりやすいです。呼吸は浅くなるので、口呼吸を助長し、反り腰は腰痛の発症の可能性にもなります。リブフレアは病気ではありませんが、体を不安定にし、様々な不具合や痛みにつながる状態の姿勢不良で、それに伴う痛みの直接原因というよりも、慢性的な痛みやハリを生みやすい元といえるでしょう。一般的に肋骨の幅と肋骨下角は、女性より男性の方が大きいので、男性に中には、胸板を厚く見せようとして胸を張るのに肋骨外旋位を取ろうしてリブフレアを作り出しているケースもあるようです。
改善には正しい姿勢、適切な運動です。肋骨周り着目するのではなく、体の土台づくりと考えると下半身から体は積みあがってできています。全身バランスよく動かすことで矯正されていきます。矯正装具を付けることより、姿勢、運動で改善するように心掛けてくださいね。
by 健幸運動志同士 みさぽん
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