私たちの身体には約200個の骨、約600種類もの筋肉が存在していると言われています。その中でも筋肉がたくさん付いていていると言われている一番長い骨について確認させていただきたいと思います。学術名のFemur(フィーマー)は大腿骨の事で、ラテン語で太ももと言う意味です。肋骨や骨盤も大きいですが、複数の骨の集まりなので一つ一つとしては大腿骨より小さいのです。骨が大きく、沢山の筋肉が付いているということはそれだけ重要な役割があるという事です。人間は二足で立ち、移動するときに大腿骨は無くてはならない存在です。骨盤の寛骨と股関節を形成し、脛骨と膝関節を形成する骨なのです。股関節、膝関節は立つ、座る、歩く、走るなどの色々な動きにも大事な役割を担っています。
関わっている筋肉は、大腿骨の前面には主に膝を伸ばす大腿四頭筋、後面は膝を曲げるハムストリングス、内側にある内転筋群、外側には中小殿筋、大腿筋膜張筋などがあります。表面から見ると関係の無いように見えますが、膝窩筋や足底筋、腓腹筋などは膝から下にある筋肉ですが大腿骨の後面から脛骨やアキレス腱を介して踵の骨まで繋がっており、膝関節を曲げるなどの役割にも参加しています。他にも腸腰筋や臀筋群の筋肉も大腿骨に付いていて股関節を跨いで股関節を屈曲する、また脚を外転・外旋する役割に関わっています。筋肉の名称だけを聞くと数種類ですが、大腿四頭筋は、大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋といった筋肉の総称のようにそれぞれの筋肉を数えていくとかなり多くの筋肉になります。
このように、二足で立つ事や移動する事にとても貢献している骨なので、誤った立ち方、歩き方や長時間座ったままの姿勢が続くと余計な負担、偏った負担になります。股関節や膝関節の不調は多いと聞きますが、多くの筋肉が関わっているので正しく使わないことが原因です。今回は大腿骨を取り上げましたが、ここに関わる筋肉だけでなく、身体にある筋肉のそれぞれの役割を活かせるように無理のない動きを心掛けたいですね。
by トッポギ
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