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薬大国、日本⁉

 薬は医師が処方する医療用医薬品と医師の処方箋なしで薬局やドラッグストアなどで購入できるOCT医薬品(市販薬)の2種類に大別されています。また、医療用医薬品には先発医薬品、後発医薬品の2種類があり、よく耳にするジェネリック医薬品は、後発医薬品にあたります。新薬(先発医薬品)の持つ約20年の特許期間が切れたあとに製造販売される医薬品で、新薬と同じ有効成分、品質、効き目、安全性が同等であると認められている医薬品です。新薬は開発するために多大な費用がかかる一方で、開発にかかる費用と時間を抑えられるジェネリック医薬品は3~6割ほど安く販売購入することができます。日本は国民一人当たりの医薬品消費量が世界の中でもトップクラスで「薬大国」としても知られています。また、高齢者を中心に、薬の飲む種類が増えることによる副作用や、飲み忘れ、飲み間違いなどのポリファーマシー(多剤服用)が問題となっています。
 日本の高血圧患者数は推計約4,300万人と言われていますが、その中で血圧を下げるための降圧剤を服用している方は、60歳以上の方で約3割、70歳以上の方では約半数以上と言われています。降圧剤の種類の中には尿量を増やして血液の水分量を減らすものや、カルシウム拮抗系のような筋肉の働きを低下させるものなどがあります。また、解熱鎮痛作用のあるカロナールやロキソニンは風邪や日常的な疾患で処方されることが多く、処方の件数が非常に多いようです。薬による弊害として、目まい、吐き気、痛みに対しての感覚を麻痺させてしまうことで、感覚機能や認知機能の低下、状態の回復を遅延させてしまうことなども挙げられます。
 生活習慣による身体のトラブルに因る薬の処方が増加してきております。しかし、薬で一時的に症状を抑えることは根本的な解決にはなりません。生活習慣を改めることで、身体にリスクのある薬を使わなくても良くなります。特に適度な運動は、血液の循環を促す働きや、筋肉の働きを上げることで免疫力や関節痛の改善にも効果があります。生活の一部に運動を取り入れて脱お薬を目指してみてください。
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