諸説ありますが、身体の筋肉約1㎏で基礎代謝量は、約20kcal/日と言われています。
そして、一般的に成人男性が筋トレで、約6ヶ月で約2㎏の筋肉の増量させると、半年で約40kcal/日が余分に消費できる計算になります。しかし、これは何もしない場合の消費量になるので、運動しなくても一ヶ月1,200kcalの消費になり、半年で体脂肪は1㎏落ちることになります。そして、運動している間の消費量も加えると少なくとも3㎏以上は落ちると考えられます。脂肪1㎏落とすのに約7,200kcal消費が必要とされているので、3㎏の脂肪を落とすとなると21,600kcal消費しなければなりません。だから、筋肉の働きを良くして、筋肉を増やすと脂肪は付き難くなります。
米国の大学の研究では、筋トレを16週行って、筋肉量を2㎏の増加させると、安静時代謝量が120kcal増えたという報告もあります。
つまり安静時にも呼吸する、血液循環にも筋肉が作用するので、エネルギー消費量が増えたと考えられています。また、筋トレを行って筋肉を刺激すると色々な身体への作用が現れます。筋肉を働かせる時に交換神経が優位になり、代謝をさらに促進させます。そして、筋肉への刺激により脳や身体に作用するホルモンなどが分泌されて、さらにエネルギー消費量を引き上げることになるようです。筋肉の活性化は、有酸素運動では、あまり強くなく、刺激が少ないのでホルモンの分泌も少なくなるようです。週2回有酸素運動をされる方なら、筋トレをするのとしないのでは、体脂肪を減らす量はかなり違ってきます。
ウォーキングなどの有酸素運動をしている方で、基礎代謝量が数値的に変化がない方も筋トレをして、筋肉を刺激してあげれば変化は必ずでてきます。また、筋肉に良い刺激を与えるようにすれば、体脂肪、体重減少以外のところでも身体の色々な良い効果が出てきます。運動を続けているのに身体に思った以上の変化がない方は、筋トレを取り入れることで身体の変化が実感できると思います。
by 筋知良
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